気まぐれなんでも日記

役には立たないけど誰かと共有したい好きなことや日々のあれこれ、考えてることを綴ります。

バッグの中にそっと潜む幸せ

先日下北沢で開催された日記祭に参加してきました。そこで出逢った日記本がお気に入りすぎて毎日持ち歩いて読んでいます。

それがこちら。
くどうれいん(2018)『わたしを空腹にしないほうがいい』(BOOKNERD)改訂版 です。


春の陽気に包まれながらギリ咲いていた桜の下で読んだとき。この写真もお気に入り。

まずこのタイトル、手に取らずにはいられない。
最初の数ページをパラパラ立ち読みしながら「あ、好きだ。」と確信しました。24年も生きていればわかる。この直感は正しい。飛び込んでいい。
でも一応他のも見てからにしよう、と周囲の本たちにも目を通してみるものの身が入らない。もう心は決まっていました。

その日からずっと私はこの本の虜です。

本当は大事に1日1ページずつ読んでいこうと思っていましたが、無理!笑
好きなものは我慢できず真っ先に食べてしまう私には難しい目標でした。

この感覚をうまく言語化できないのがもどかしいけれど、本当に出逢えてよかったです。
いつものバッグにそっと忍ばせて時折覗き込んでは内心ほくほくしています。このサイズ感がとっても愛おしい。最近のマイブームは寝る前に布団に横になりながら眠くなるまで読むこと。一日の終わりや始まり、ちょっとした休息タイムにもいいです。いつどんな精神状態でも、肩の力が抜けて穏やかな呼吸ができます。

一度ハマると飽きるまでとことん同じものを繰り返し使う(読む・食べる)タイプなので、まだ買って2週間弱だけど何周したかわからない。このブームはもしかしたらどこかのタイミングで緩く落ち着いてくるのかもしれないけれど、それもまた人間っぽくて健全だと思う。私の人生のこれからを支えてくれる存在には変わりがないから。

「日記本」というものに今回初めて触れましたが、たまらなく好きなジャンルだと実感。誰のためでもない、その人が纒う空気や暮らしの一部を感じられるのがとてもいい。だからブログも好きなんだろうな、と改めて感じました。本当は私もただの日記をこのブログで書いていきたい欲はあって、その思いがさらに増したなあ〜〜

前回のブログにも載せましたが、せっかくなのでこの日記本と置いてあったお店のリンク再度載せておきます。
そして個人的に唯一引っかかっていた "改訂版" という点についても、巻末に載っている対談で「日記を書き直すってどんな気持ち?」って毛蟹さんが純粋に質問していてよかったです。


新しく好きなジャンルが増えたことで知らない作品に出逢えるチャンスも増える!とワクワクしております。いつかこのブログも紙の冊子でまとめてみたいな〜〜 人生は自己満が一番楽しい!